婆沙羅3 第二陣

□帰り道
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ほぼギャグ。
関ヶ原の戦いでの帰り道。






政「Hell Dragon!!」

幸「紅蓮脚ぅぅぅぅぅ!!」

「「うおおおぉぉぉぉぉ!!」」

ドカーンッ!

政「ハッ…ハッ……Ha! やるじゃねーか、幸村!」

幸「ぜぇ…ぜぇ……ま、政宗殿こそ! 以前よりも増して覇気に満ちておりまする!!」

政「こんな派手なPartyは久し振りだぜ…!」

幸「うむ…流石は我が好敵手なり!」

ドッカーン!

政「What!?」

幸「な、何事でござるか!?」

小「政宗様!」

佐「大将ー!」

政「小十郎…」

幸「どうしたのだ、佐助!?」

ゴーーーッ!

幸「あ…あれは…!」

政「Ah? …家康じゃねーか。何でアイツが本多に乗って飛んで行ったんだ?」

小「政宗様、どうやら撤退の命が出たようです」

佐「両軍共退却するように言われたから帰るよ、大将ー」

幸「ぬっ…し、しかし、政宗殿との決着が…!」

政「Hey 小十郎、幸村とのPartyが終わってからに…」

小「なりません。直ぐに帰りまするぞ」

政「Wait a minute! Please 小十郎!」

小「駄目と言ったら駄目です」

政「Shit!」

三「いぃぃぃぃえぇぇぇやぁぁぁぁぁすぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

吉「やれ、もう諦めぬか、三成」

幸「な、何と! 石田殿ではござらぬか!」

佐「石田の旦那、一体どうしたのそんなに暴れまくって。その首根っこ掴んで引きずってる大谷の旦那も旦那だけど」

吉「いや何、先程まで徳川と対しておったのだがな、途中でとんずらをこかれた故にこうして怒り狂っておるのよ」

三「赦さない! 赦さないぞ! 戻って来い家康ぅぅぅぅぅ!! 貴様を斬滅してやるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

吉「止めぬか、三成。ほれ、もう夕刻よ、暗くなる前に早に帰るぞ」

政「Ah……そういやぁもうそんな刻だったか。家康も帰る訳だ」

小「政宗様。我々も夜になってしまう前に帰りましょう」

政「…仕方ねぇ。OK、撤退だ小十郎」

佐「ほら真田の大将、竜の旦那も帰るって言ってるし、俺らも帰ろ」

幸「う、うむ…もう少し、政宗殿と手合わせ願いたかったのだが……」

佐「また明日にしなよ」

政「Hey 幸村! もし良かったらウチで飯喰っていかねーか?」

幸「夕餉を、でござるか…?」

佐「そんなとんでもないよー、そっちに急に押し掛けちゃうなんて」

小「いや、晩飯は大勢で食べた方が美味いからな。俺からも頼む」

幸「佐助、ここは是非に二方の言葉に甘えても良いのではないか!?」

佐「もー、仕方ないなぁ…今日は特別だからね、大将。ちゃんと竜の旦那と片倉の旦那にお礼言いなよ?」

幸「うむ、かたじけないでござる。政宗殿、片倉殿!」

政「No worry!」

小「ウチで良けりゃあ、ゆっくりしていくといい」

三「いぃぃぃぃえぇぇぇぇぇぇやぁぁぁぁぁすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

吉「これ、三成…往生際が悪いぞ」

幸「石田殿もまた明日家康殿と合間見えましょうぞ!」

小「大谷、おめぇ等もウチで晩飯喰ってくか?」

吉「有り難い申し出であるが、生憎今宵は瀬戸内の所で夕餉を食す故」

小「そうか」

吉「すまぬな」

小「いや、いい」

佐「大谷の旦那…瀬戸内の二人の所に行くまで、どうか頑張って」

吉「まぁ、これも日常である故致し方あるまい」

幸「石田殿、また明日会いましょうぞー!」

政「See you tomorrow 石田ー!」

三「…………」

吉「やれ、三成…手を振り返すなり何なりとしたらどうだ」

幸「石田殿ー!(ぶんぶん)」

政「See you againー!(ぶんぶん)」

三「…………(ひらひら)」

吉「さて…長曽我部が美味い飯を用意して待っておろ、早に帰るか」

三「……家康は明日にする」

吉「賢き判断よな」






























帰り道
(はー……I'm so hungry)
(腹が減っては戦は出来ぬと言いますからな)
(確かにな)
(佐助、今宵の夕餉は何でござろうか!)
(大将…そういう事は二人の居ない所で言うか小声で言うかにしてよ)







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