ただいま学校の授業中。
月曜日の5時間目は暇で暇で仕方がない。
とりあえず、隣で真面目に授業を受けている妹子にちょっかいをかけてみる。

「妹子」
「なに」

喋りかけてみると案の定すごくめんどくさそうな顔をしてこちらに顔を向けた。
うわ、すんごいこいつと関わりたくねーよって顔してる。

「暇です」
「ちゃんと授業を受けましょう」
「つまんない…」
「わからないの間違いじゃない?」

ふん、と鼻で笑う妹子。
くそ、お前なんか妹子のくせに!
「…妹子なんか死んじゃえっ」
「僕は世界を支配するまで死にません」
「うわ、ばっかみたい」
「馬鹿は君だけで十分」
「この…っ、毒舌腹黒大魔神!」
「最高の褒め言葉だ」
「くそ、お前のお弁当ん中全部芋にしてやろーか!?」
「いいね、本望だよ」
「あーいえばこーいう!」
「こーいえばそーいう」
「う、うるさい大魔神!」
「その大魔神に勝てないのはどこの誰?」
「くっそ…なら、親指相撲で勝負だ!!」
「いいよ、んじゃ僕が勝ったらこれからずっとパシリってことで」
「へっへーん!私が勝つんだから!私が勝ったら駅前のおいしいシュークリーム10個ね!」
「そんなに食べたら太るよ」
「え、えーいうるさーい!お前には関係ないだろー!」
「まあ、もう太ってるからしょうがないか…」
「ちょっと、人の話聞いてる!?」

「お前ら、先生の話聞いてる?」
「「……あ」」



月曜日の憂鬱

(芋子のせーで怒られたー!)
(ちょっと、妹子の妹って漢字間違えてるって、っていうか僕のせいじゃないって)










感想くれると管理人は泣きわめきます^^お返事はメモにて!



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