夢置場
□ピンクのサメと真っ赤な林檎
1ページ/2ページ
ピンクの女はこう言いました
わたしは、銀のサメさんの部下です。
わたしの先輩さんは、先輩さんのもう一個上の先輩さんにドメスティックバイオレンスを受けてます。
でも、わたしの先輩さんはMの化身なんだろうか、ちっともめげません しょげません 泣きません
精神的にも 肉体的にも強い人なんだろなと思います。
わたしはこの人が大好きです。多分
わたしが任務に失敗して帰って来たときに、先輩さんはそのもう一個上の先輩さんに土下座までしてわたしの解雇を取りやめにしてくれたそうです。(勿論 先輩さんは傷だらけでした)
そして、怪我をして包帯ぐるぐるのミイラみたいなわたしに、林檎を剥いてくれてした。わたしの知らないうちに、寝ているうちにです。
そのせいか、朝起きると林檎は黄色から茶色に変色してました。
と、マーモンさんにこっそり教えてもらいました。
怪我がようやくよくなって先輩さんに聞いてみると「知らねぇよ 」の一点張りでした。
「先輩、林檎毎晩ありがとうございました。」
笑顔で言ってみるのですが
「はぁ゙? 誰がテメーのためになんざ、毎晩傷つくってまで林檎むくバカがいるんだぁ?」
先輩さんは、大きな声でわたしに背をむけて言いました。
「先輩 縛りますよ?(大好きですよ スクアーロさん)」
ピンクの女はこう言いました。
ピンクのサメと真っ赤な林檎
→ざんげ