Magic Law
□〇〇vs魔法律!!!
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「ぎょっ……き…ぶりっ」
………一瞬、時間が止まったような感じがした…。
ずざざざざっ…がたんッッ!!!
って、え?ムヒョさんたらベットから下りて(落ちて?)本棚まであとずさっちゃった。
反動で上から何冊か本が降ってきてる;;
「……ムヒョ?」
ロージー君が心配そうに駆け寄った。
…なんだかムヒョさん、顔強ばってない??
「もしかして……ムヒョさん、恐いの?ゴキ「ΣΣヤツの名前を言うなッ!!!!!!」
さらに強ばった。
はっはあーん、なるほど?
「ムヒョさんの弱点、発っ見♪♪♪」
「えっ?!!ムヒョも苦手なの?!」
……って、ん?
以外〜!!とか関心してるロージー君の横、なんか今……………
……………Σ??!!!?!??
私が気付くのと同時に、ムヒョさんも悲鳴を上げた。
「「っΣΣΣぃぎゃあああぁあああああぁあぁあ!!!!!!」」
で、でたあぁあ!!!!!
でっかいゴ〇ブリいぃ!!!!!!!!
「っもうここまで来たの!?
っくらえェ───!!!!」
逃げ惑う私たちと裏腹に、ロージー君がスリッパと殺虫スプレーで立ち向かう。
──なんか、いつもと目の色違くない?!ロージー君っ?!
「ほぁちょおああぁあ!!!」
ΣΣほあちょおぁ?!?
いつもよりも機敏な動きでスリッパを繰り出すロージー君だけど、さすがはゴキ〇リ!!!
全て避けてる…!!;;
って、Σ何関心してんだ私っ?!!!;
「ぐぉらアァ!!!死ぬれッ!!逝けェええッッ!!!!!」
Σえ────ッッ?!?!
ちょっ…;;
ロージー君キャラ違うよ?!(しかも死ぬれって…;;)
「ッ除けっ!!!ロージー!!!!!」
おぉっ!!!
ついに我らがムヒョさんが立ち上がった!!!!
…って、え??
手に持ってるそれって…
「魔法律第「Σっわ─────────────────ッッ?!!!!」
私とロージー君が同時にムヒョさんに飛び掛かった;
「ちょ、ムヒョさん!?早まっちゃダメ!!!相手は虫…虫なのよ?!?!」
「魔法律って間違えたら執行人に返ってくるんでしょ!??死ぬ気!?!?」
「っうるせェ!!!はなせ────ッ!!!!!」
じたばた暴れるムヒョさんを二人がかりで取り押さえる。
もう!!物騒なんだから………!!!;;
「違う!!!オレの話を聞けェッッ!!!!!」
そうこうしてる間にも、ヤツは部屋中をザカザカ動き回ってる………;;
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