藤井秀一郎総受小説

□何も変わらぬ空の下
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7 物足りない…というよりそれ以上を求め始めた僕は「う〜。」と唸ったが、シュウは無視するように買い物袋を僕に押し付け、
 「親離れもしてないお子様にこれ以上はまだ早い!」と言って悪戯っぽく笑って見せた。

 ニット帽から覗くシュウのブロンドが朝日を浴びてキラキラと輝く。
 シュウの細い体のラインが掌に生々しく残ったままだったけど、僕はシュウが当たり前のように帰ってきてくれた事が嬉しくて余韻を味わうように掌を強く握った。
 「せめてさぁ〜乳離れ出来る迄、乳首吸わせてくれなぁい?」
 小さな愛しい背中を追いかけながら僕はいつまでもこうして居られる事を願わずには居られなかった。

************この後、シュウがココロンに乳首を吸われたかどうかは謎です。秀一郎はお利口ちゃんだから、心にキス攻撃を受けた時もっと巧い返しをした筈です、安倍川が馬鹿なので思いつかなかったけど(笑)。
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