脱色
□名前を呼んで (浦ひよ、過去)
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「はぁ!?」
「ボクはひよ里サンの事、名前で呼んでるじゃないっスか。だから、ひよ里サンも、ボクを名前で呼んでください」
ひよ里サンの眉間のシワがますます深くなり、
「はあ!?何寝言言うとんねん!そんなん隊長副隊長の間やないやろ!」
「九番隊はどうなんスか?六車サンと久南サンはお互い名前で呼び捨てっスよ」
「あの二人はデキとるからええねん!!」
「じゃあボク達も『デキちゃい』ましょ〜よ〜」
ひよ里サンは今までよりもっともっと赤くなって、
「大概にせいこのハゲ!!人がちょっと甘い顔したら付け上がりよって!」