NP小説

□告白
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「ねえちゃん、俺、ねえちゃんが好き。」

まっすぐな目で私を見つめながらフレディが言った。

え…フレディが私をすき…?
本当に…?

「ねえちゃんは俺のことどう思ってる…?」

声がわずかに震えている。

「わ、私は…。」

私はフレディが好き。
出会ったときからきっと好きでそのあと一緒にいるようになってもっともっとすきになった。
でも…。

いいの?
私は冥使で…。
フレディとは全く反対の道を歩く存在。
相容れない一族。

涙がこぼれた。

「ねえちゃん…?どうして泣くの?」

フレディが優しく私の背中に手を置く。安心できる小さいけど暖かい手。

私はこの手をとる資格なんてない…。

涙が余計に溢れる。

「…俺の家柄のこと…?」

フレディは本当に頭がいい。
私の考えてることなんてお見通しね。

「そんなの関係ない。俺はねえちゃんがいないとだめなんだ。ねえちゃんとずっと一緒にいたい。」

フレディがぎゅっと私を抱きしめる。

「俺がねえちゃんを守るから…強くなって周りに文句言わせないくらいに力をつけて、ねえちゃんと結婚する。…いいよね?」

今度は違う涙、嬉しい涙がこぼれた。

私はうんという代わりにフレディの背中に手を回しぎゅっと力をこめた。

『私もフレディがすき… 』

いつか私たちの想いがみんなにみとめらますように…。

end
あとがき

意外と恥ずかしくなくかけたけど展開が無理やりすぎる…精進シマス…

フレディの器のでかさはやばいですよね。あんな男の子現実にいたらやばい…!

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