夢ネタ置き場

□書きかけ飛燕夢2
1ページ/1ページ




飛竜連載開始時に書きかけていた物。
中途半端な所で終わってるよ!




「……飛燕?任務にあった書類の破棄は完了したわ。……其方の首尾はどう?」


任務用の通信機から今回任務を共に行動している彼女――##NAME1##の声が聞こえる。
俺は通信機を口元に当てると彼女の問いに答える為に口を開く。


「ああ、此方もターゲット全員を始末した……任務、完了だ」


先程まで人の形を成していたと思われる『モノ』と血が散乱する部屋の中心で……俺は彼女にそう答えた。



任務終了後、俺は近くのビルの屋上へと続く階段を上っていた。
別行動を取っていた##NAME1##との待ち合わせ場所がそこだったからだ。

屋上へ着くとすぐに##NAME1##の姿が見えた。どうやら俺よりも早く着いて待っていたみたいで、彼女は屋上のフェンスに寄り掛かり退屈そうな顔をしている。

俺が##NAME1##の方へ歩を進めると、気配を察したのか彼女は顔を上げて此方を見た。
そして姿が俺であると確認すると彼女はふっと笑みを浮かべて俺に話し掛けた。


「飛燕、お疲れ様。」

「遅れて済まない…、##NAME1##もお疲れ様。大丈夫だったかい?」

「ええ、私は大丈夫よ?…誰かさんが難しい事、危険な事は一人で率先して全て片付けてしまうんですもの……危険になりたくてもなりようがないわ」

俺の問い掛けに彼女は笑顔のままそう言う。だが、言葉が刺々しい…これは、怒っているんだろうな。










 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ