短編


飛竜

きみの白い指のため
その方が良いかもしれない。
わるいこにはキスが必要
キスをするならいまのうち


飛燕
キミと交わした一つの約束
けれど、それが守られる事はなく
置いていってしまったキミは冥王の元へ
堕ちたキミが最後に見たものは
この愛を手放せない
きみの絶望なんて水たまり程度の深さしかないよ
好きです、と私が言ったなら、あの人はなんて答えるだろう。





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