12/30の日記

17:44
君は私の
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今日は律の家でお泊り。二人ともお風呂から上がって、部屋で普通に寛いでいた


「律」

「んあ?」

「おいで」

「…は?」


律の頭をタオルで拭いていた手がぴたりと止まった。まぁ、それもそうか。


「だから、おいでって」


正座をして両腕を広げ、いかにも飛び込んでこいとでも言わんばかりの顔をしてやった


「い、いやいやいや。何故?」


明らかに困惑している律の表情。ま、そりゃそうだよ。私は普段こういう事は言わない。しない。

むしろこういうのは、律がいつも言って来る


「いいから。早く」

「うっ」


中々飛び込んでくる様子のない律。律は、言うのは慣れてるけど、言われるのは慣れてない。らしい


「律」

「…わ、分かったよ!」


観念したのか、ベットの上で待っている私の元へゆっくりと近づいてきた

顔を真っ赤にして


「ほ、ほら!これでいーんだろっ!」


私に背を向けるようにして膝の上にちょこんと座る律

シャンプーの匂いが一瞬香った


「うん。良い」

「ったく…。いきなりなんなんだよ…」


ぶつくさ文句を言いながら、それでもちゃんと私の膝の上に座る律が、すごく愛おしかった


「…こうしてると、一番落ち着くんだよ」

「…そーなんだ」


濡れたまんまの律の頭の上に顎を乗せた。さっきまで文句を言っていた律も、大人しくなった


「律」

「今度はなんだよ」

「律ってさ、犬みたいだよな」

「なにぃ?」


ちょっとしかめっ面でこちらを振り返る律


「髪の色もそれっぽいし。あと、ちっちゃいし。」

「ちっちゃいとか言うなっ」

「お手」

「はい?」

「はい?じゃなくて、お手。」

「…おまえさっきから人の事馬鹿にしてないか?」

「してないよ」

「ゔ〜」


なんだその目は。怪しいとでも言いたいのか?


「唸るなよ。ほら、」

「…わん」


私が差し出した手に、律の右手が重なった

なんだ。以外と素直だな。


「良くできました」

「…で?」

「でって、何が?」

「何がじゃねーだろ。言うこと聞いたんだから、ここはご褒美をあげる場面だろ」

「…」


律の目。この目は、悪戯っ子の目だ


「…ご褒美って?」

「そーだなー。んじゃあ、ご主人様からの熱いちゅーが良いかな」


にやにやしながら私を見る律
。なんだその、してやったりみたいな顔。

そんなのが仕返しになると思ったら、大間違いだぞ


「…ばかめ」

「あー?ばかとはなんだばと…んっ」


反論する気満々な口を、塞いで黙らせた。勿論、キスで


「…今日の澪さんは積極的過ぎませんか?」

「偶にはこーゆーのもありだろ?」

「まぁ…、悪くわないけどね」


君は、私のもの。

これだけは多分一生、変わらない






最近澪律熱が半端ないっす。

チューこって!

みおのひSS二個目!短過ぎですかね(笑)
一瞬頭を過ぎったものを文字にしてみやしたっ
たまにはみおしゃんも攻めてみたくなるんですよきっと☆(・ω<)

これで今年の書き収めですかね。書き収めが日記ですw

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