04/30の日記
05:54
美女と野獣
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真っ暗な部屋の中。
締め忘れていたカーテンの隙間から差す月明かりだけが、澪の身体を照らす唯一のスポットライトだった
「…見るな」
「あ、ご…ごめん」
その光を浴びた澪が、あまりにも綺麗すぎて。つい見とれてしまっていた
どうして人は、一人一人作りが違ってしまうのだろう。同じはずなのに、同じじゃない。現にわたしと澪の作りには歴然の差がある
わたしの知ってる限り、個体一つ一つがこうも違った特徴を持って生まれてくる動物は、おそらく人間だけだ
犬や猫何かは何種類かいるみたいだけど、どこかしらシンクロしている所があって。猿や鳥、虫なんかに至っては見ただけでは雄なのか雌なのか区別を付けずらいものもいる
まぁその辺は人間も似たような感じの人もいるけどね
「おい。律」
「え…え?」
「どうしたんだよさっきから…ぼーっとしたり人の事じろじろ見たり」
「い、いやあの…ちょっと考え事を…」
「この状況で考え事とは、随分良い度胸だな」
「うっ」
この状況とは、澪がわたしの下で生まれたままの姿でいるというか…つまりはすっぽんぽんというか、全裸というか…良い雰囲気だったというか、
それなのに考え事してたとか吐かしやがったわたしに対して、みおしゃんがプチギレ寸前と言いますか…
と、とにかくなんとかせなばっ
「かっ、考え事とはつまりですね…みおしゃんをどう喜ばせてやろうかとかそういう事をですね…」
「こ、この変態っ!」
「あいたぁっ!?」
暗闇で何故わたしの頭の位置が正確に分かったんだ。
っていうか、どうもこの空気にまだ慣れないわたしは、常に心臓が破裂しそうなのですよ。
考え事くらいしてないと気がどうにかなっちゃいそうで。恐らく思考を停止させた瞬間理性がぶっ飛んでいって、狼どころか野獣になっちゃうよ。うん
って…こんなこと本人に言ったらまた殴られそうだから絶対言わないけど
「あ、あのさ律…」
「ん?」
「その…か、カーテンちゃんと閉めてくれないか?なんか、恥ずかしいくて…」
「…!」
「り、りつ?」
今のはまずいよみおしゃん。顔赤くしながらおねだりしてる様にしか見えなかったって。
おかげで、思考は停止しましたよ
「…ごめん」
「は?なにが…ひゃっ」
「今日は手加減とか出来そうにないから…先に謝っておくね」
「ちょ…ぁっ」
月に見せつけてやろうじゃないの。わたし達のらぶらぶっぷり
相変わらずの分けわからないっぷり。流石だよ私www
今回はちょっぴりエローな感じになってもうた(´・д・`)
ちゅーこってみおの日SSでしたっ
そういえば一つご報告が。
家が半壊しました
(゚Д゚)ノソーカイ
ほんとびっくりしましたよ。なんか業者さんが家にきて、「半壊ですね」って。
見た目はそんな感じないんですけどね。中の方がやヴぁいみたいです。確かに和室の壁はまっぷたつに割れてたり断熱材が見えてたりしてますがね。まさか半壊扱いだとは…
しかも危ないのはどうやら私の部屋がある方、家の西側がまずいとのこと。
だ、大丈夫なのかな…普通に生活してるんですけど(;´Д`)
とりあえず眠いのでもう寝ますw
では(o・・o)/
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