□好敵手(※)
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「……ド…クラウド…」

微かに、ユフィの声が聞こえる。

そっと閉じていた目を開ければ、目の前には愛しい彼女の顔。

「…眠ってたのか…」

ゆっくりと体を起こすと、幼い自分の姿が見えない事に気付いた。

「もう11時だしね。寝室のベッドで寝ちゃったよ」

「そうか…」

「クラウド、お風呂入ってきたら?」

「そうだな…お前も入るか?」

その言葉に、ユフィの顔は瞬時に真っ赤になった。

「は、入るわけないじゃん!」

自分と少し間を置き、真っ赤な顔で首を横に振るユフィ。

クラウドは彼女の腕を引っ張り、どさっとソファに押し倒した。

「クラウ、ド…?」

「…アイツとは自分から入ろうって言ったのに?」

「だ、だって…子供、だし…」

「子供でも、俺だろう?」

「そりゃそうだけど…って、やっ…待って…!」

強引にユフィのTシャツを胸の上まで捲り、下着もずらして小振りな胸を現にした。

「…嫉妬、か」

「え…?」

「そうかもな…」

「何、言って…ん、あっ…」

胸を軽く揉み、先端の突起に吸い付く。

ちゅ、と音と共に唇を離せば、つん、と立った可愛らしい突起。

「クラウド…!聞こえるからっ」

「2階だし、このリビングの扉は閉まっているから大丈夫だ」

「でも…!やっ、あ…あっ」

再び胸の先端を口に含んで舌で転がしながら、今度は器用に彼女の着ているショートパンツと下着も脱がした。

「っ、ホント、に…?」

「あぁ。…悪いが、手加減できそうにない」

「え…っ、んあぁっ…!やぁっ」

無理矢理足を開かせ、指を自分の口で濡らし、つぷ…とユフィの秘部へと挿入させる。

指一本で終わるはずもなくすぐさまもう一本指を増やせば、ぐちゅ、ぐちゅ…と卑猥な水音を立てながら内部を掻き混ぜた。

「や、ああぁっ!そんな、したら…っ、あっ、んんっ」

「イキたい?」

「んっ、あぁっ!」

こく、こく、と何度も頷き、涙目でクラウドを見つめるユフィ。

そんな彼女を見てクラウドはふ、と微かに笑み、ずるりと指を引き抜いた。

「っあ…やだぁ…」

「まだ、駄目」

「え…っ、あ…」

ユフィの体を起こし、ソファに手を付いて尻を突き出す体勢にさせる。

そして自身の勃ち上がった雄を現にし、彼女の腰を掴んで濡れた秘部へ宛がいゆっくりと挿入した。

「あ、あ…っ」

クラウドが入ってくる感覚に、体全体がぞくりと震え思わず自身を締め付ける。

「っは…ユフィ…」

彼女の中が、酷く心地良い。

奥まで埋め込むと、一度息を吐き手を伸ばしてユフィの胸の突起を指で転がした。

「あっ、や…早、く…」

先程イかせてもらえなかった為か、ユフィは早く刺激が欲しくて仕方がなかった。

そんなユフィの心境を分かっているクラウドは、すぐに律動を始めた。

「あ、ふっ…んっ、あっ」

ユフィの口から熱い吐息が漏れると、クラウドはさらに律動を速める。

「ユフィ…っ」

「クラウ、ドっ!あっ、んあぁっ…!」

パン、パンッと肌のぶつかり合う音と結合部の卑猥な水音がリビングに響く。

「悪いっ…もう…」

「っ、あっ、あたし、も…!はっ、あ…ああぁっ!」

「くっ…」

勢い良く自身を抜き、ユフィの双丘に白濁を散らした。

「はぁっ、は…」

互いに息を荒げ、クラウドはユフィの背中にちゅ、と口付けると優しくソファへ寝かせる。

「悪かった…」

「え…?」

「お前がアイツと仲良くしているのを見ると、苛々して…」

「…もしかして…嫉妬…?」

「そう、だな…」

もう、認めざるを得なかった。

それを聞いたユフィは、力の入らない両手を伸ばしてクラウドの首に回し、自分の方へ引き寄せ抱き締めた。
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