□A New DayJ(※)
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ユフィを姫抱きし、寝室へ入って優しくベッドへ寝かせる。

彼女の目は…不安で満ちていた。

クラウドはユフィを落ち着かせる為、髪を優しく撫でながら顔中に口付ける。

「ん…クラウド…」

「大丈夫だ。心配なんてしなくていい」

ふわり、とユフィの大好きなクラウドの笑顔。

それだけで、安心できた。

クラウドは顔から首に唇を滑らせ、軽く吸い上げて鮮やかな赤い痕を残した。

「っ…」

何から何まで初めての感覚に、ユフィは自分の心臓が煩い程高鳴っている事に気付いた。

(…緊張、する)

そんなユフィにすぐ気付く、クラウド。

そっと触れるだけのキスをし、ユフィの服に手をかけた。

「や…待っ…」

慌ててクラウドの手を掴む。

「大丈夫だから」

ちゅ、と優しく口付けると、ユフィの手は自然と緩んだ。

再び顔中に口付けながら、徐々に彼女のTシャツを捲り上げる。

同時に身につけていた下着も胸の上まで上げ、小振りな胸が現になった。

(っ、こんなに恥ずかしいなんて思わなかった…!)


あまりの恥ずかしさに、震える手でクラウドの服を握る。

クラウドはふ、と軽く笑い、ぺろ、と胸の突起を舐めた。

「あっ…や…!」

自分の発した言葉に、咄嗟に両手で口を覆う。

こんなの、自分の声じゃない。

「綺麗だよ、ユフィ。…声、もっと聞かせて」

片方の突起を指で愛撫しながら、もう片方を舌で転がしたり軽く吸い上げたりするクラウド。

「や、あっ…んんっ」

声を我慢なんて、出来る訳がない。

思わず発してしまう、自分の甘ったるい声。

「ふ…あぁっ」

コリ、と突起を甘噛みされる。

それだけで全身がゾクリと痺れた感覚に陥った。

同時に、今まで感じた事のない快感と込み上げる想いに、自然と涙が零れた。

「ユフィ?」

心配そうに一旦ユフィの顔を覗き込む。

もしかしたら…嫌だったのか、と。

「ち、が…嬉しい、から…」

「ユフィ…」

「クラウドに触れてほしくて…それが叶って、嬉しい…」

「俺もだ」

顔を近付け、そっと口付ける。

「ん…」

舌を捩込み、彼女の口内をなぞるように愛撫した。

「ふぅ…んっ」

クラウドの首に手を回し、自らの方へ引き寄せる。

もっと、もっと深く…キスをしてほしい、と。

クラウドもそれに応えるようにさらに深く口付けた。

「っ…」

キスに夢中になっていたユフィ。

唇を離し、気が付けば一矢纏わぬ姿になっていた。
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