□君といる時間〜告白〜
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クラウドと一緒に暮らすようになってから2週間が過ぎた。
ここの生活にも大分慣れてきて、包丁で手を切る事も少なくなった。まぁ、全く切らないわけじゃないけど。
そして、さすがにクラウドに世話になってばかりもいられないからあたしはクラウドの運び屋の手伝いを始めた。
ウータイの方だったらあたし詳しいしさ。少しでもクラウドの役に立ちたいから。

そして今日もあたし達は8時過ぎに帰ってきた。

「クラウド、今日の報酬は?」

「今日は3万5000ギル」

「はいよ」

あたしはリビングのテーブルで今日の仕事の内容や報酬をノートにメモをする。これもあたしの役目になった。
これぐらいはできるよ。

あたしは書き終わるとテーブルへと顔を臥せる。

「結構大変なんだなー、運び屋って」

「最近はまだ楽な方だ。大変な時はアイシクルロッジまで荷物を運ぶ事もある。そういう時は3日ほど帰れなくなるからな」

「そっかー…」

コトン、とテーブルにカップを置く音がした。
あたしが顔を上げるとクラウドがいつものように甘いコーヒーを煎れてくれる。あたしはサンキュ、と言いそれを飲む。
やっぱりクラウドの煎れてくれる甘いコーヒーは美味しいな…ちょうどいい甘さ加減をしてくれる。

クラウドも自分のブラックを持ってあたしの隣に座った。あたしはコーヒーを口に付けながら気付かれないようにちらっとクラウドを横目で見る。

カッコイイ…。

コーヒーを片手に資料を見る姿にあたしは顔が真っ赤になった。
ごつごつとした手やさらりとした綺麗な金髪。
思わず見入ってしまう。そのうち、この腕で抱いてくれるのかな…。

…やば。あたし変態じゃん…。

あたしは変な考えを無くそうと頭を左右に振る。

「ユフィ?どうしたんだ?」

「え?あ、な…なんでもない!あたし先にシャワー借りるね!」

あたしはその場から逃げるように立ち上がりリビングを出て扉を閉める。

「どうしたんだ…アイツ…」



あたしはシャワーを浴びながら備え付けの鏡を見てはぁ、と溜め息をついた。

「覚悟…できてるんだけどなぁ…」

ってあたし、期待してるみたいじゃん…!

「逆上せそ…もう出よっと」

あたしはシャワーを止めて風呂場から出る。
いつも通り適当に体を拭き、部屋着を着た。そしてクラウドと風呂を交代しようとリビングを覗いた。
「クラウドー、風呂空いたよー…って…」
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