短編夢小説T
□何かにつけて絡んでみた
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<一氏ユウジに絡んでみた>
『ゆーじー』
「・・・」
『うーじー』
「Σうーじーって何やねんゴラ!!」
『きゃーゆーじー怖ーい』
「ゆーじーて何やねん!!しかも棒読みやし!」
いまネタ思案中やねんから話しかけんな!とツンツンしてるゆーじくん。
そーんなに怒らなくてもいーのに!
隣で一生懸命悩んでネタ作りをしている姿を見つめて・・・
『ひらめいたっ!!』
「おっ!なんや!?」
『えいっ☆』
がっ!とユウジの緑のヘアバンを目元まで下ろす。
「わっ!なんや!?」
『目隠しプレイさ!!!最高やΣぎゃっ!!!』
ドゴッ!と教室に響くユウジが私の頭を殴打する音。
『痛い!痛いよユージくん!!なんか頭蓋骨が陥没したような音が聞こえたよ!』
う゛ーと変な唸り声を上げながら頭を押さえる。
『はっ!もしやこれは・・・狂愛!!?』
「えぇ加減にせぇよ?(黒笑」
爽やか過ぎる微笑みが怖い!怖いよ!!!!
『もーしわけございませんでした・・・はっ!もしやツンdΣっでぇぇぇっ!!』
ツンデレ!!って言おうとした瞬間また頭を殴られたよぉぉぉ・・・今度はドガッ!っていったよ・・・
「ばーか」
クスッと顔に微笑みを浮かべてユウジが呟いた。
それにすっごくキュンときた・・・
『はっ!これはもしや恋っ!!』
「Σ声に出すなや!!ムード台無しやろが!!」
「あいつら今日も仲えぇなぁー」
「せやなぁー。でも進展がないからオモロないよなぁ」
教室を覗きながら呑気に言葉を交わす謙也と蔵ノ介でした。