大好きや!

□大好きや!
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〜朝5:00〜


ピピピピッ
ピピピピッ
……


『…ぅ…んん〜…』
…5:00…かぁ

まだ1時間は寝れるよ………




って寝ちゃ駄目じゃん!!



今日から立海に行くんだもん


ぁあ〜眠いな…


顔洗おう
目が覚めると思うからね









よし!じゃあまずお弁当作らなきゃ


だいたいお弁当作りに一時間、通学時間が一時間として

8時には学校に着いていたいから…

…案外余裕じゃん!


まっとにかく作ろう!



〜6:30〜


『…ング…モグモグ…』


7時くらいに家出ればいいからあと30分かぁ



〜しねばいいのに
しねばいいのに
しんでしまえばいいのに〜



この着信音は…

あ、あいつだ……!!


『も、もしもし?』

【オッハヨー!!俺の可愛い可愛い倭子ちゃ〜ん!】

……あぁもう切っていいかなこれ


『…どうしたの?こんな時間に…』


【確か今日から立海通うんやろ?せやから電話しとかなあかん思てな】


『……そう』


【ちょっ酷いやろ〜冷たすぎやで!】


朝っぱらからあんな高いテンションで電話されたら誰だってこうなるだろ


ん?もう57分か…
家出なきゃ

『私もう家出る時間だから…じゃっ』



【嫌や〜俺はまだ倭子と話ししてたいわ〜】

……あのさ私たちの電話のどこを聞いたら会話になってたのかな?


てか59分!

電車に遅れる!!!


こうなったら…


『お兄ちゃん…私もう出なきゃ…ごめんね、大好きだよお兄ちゃん!』


【ぅ…わかったでぇ!!倭子ー!!俺も大好きやkブチッ………】

よし行こう。


こう言わないと納得しない兄って…

なんか泣けてくるよ…


っといけない早く行かなきゃ!









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