forestpage

】さんのロビー
ロビーに戻る 新しいHPを作成 フォレストID設定変更 フォレストサービスを利用する ログアウト

森のフォーラム

フォーラム違反連絡

以下の質問内容について「ルール」に反していると思われる部分を選んで下さい。
ご連絡いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。

Re:短編小説
白音
[ID:jmtxkgakm]


ねえ、知ってる?
あの噂

この学園の裏手にある、旧校舎には、夜な夜な奇妙な奴等が集まってくるという。
デマにきまっている、最初からそう思っていた。
しかし、不思議な出来事に目敏い、幼なじみの好奇心をそそるには充分な噂だったらしく、渋りながら一緒に旧校舎へ行った事があるが、奇妙な奴等なんて現れなかった。

ーそれから一ヶ月後ー


「お願いがあるの」
「何だよ、急に呼び出して」
「一緒に来て欲しい場所があるの」
「おい、まさか、きてほしい場所って」
「そう、例の」
「パスする」
「そういわずに、ほらほら、行くわよ」


うまく逃げられたと背をむけて溜息を着いていたのもつかの間、いつの間にか目の前には、はしゃぎながら旧校舎の入口に向かう幼なじみと、それを迎えるように旧校舎がそびえたっていた。


「ほら、早く、遅い」
「今、いくよ」


落ちかけの眼鏡をかけ直し、嬉しそうに微笑む幼なじみに、奇妙な奴等の事をどのように説明したらいいかと思いながら、歩きだしたのだった。


実はーー


end

もっとも当てはまる一つを選択して下さい。


フォレストID ※必須




戻る