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森のフォーラム

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Re:短編小説
紅蓮
[ID:ouja0925]
「・・・寒いね。」
「ね、ほんっとうに寒いわ。」
「そうかい?僕には丁度良いんだけれど。」

そう、僕には丁度良い。
普通なら『寒い』と感じるのが、当たり前なのに。
仲間たちのように感じるハズなのに。

「お前は寒くないのか?」
「うん、だって________」


だって僕、氷の精霊なんだよ?


そういうと白髪の彼は、いつも決まって寂しそうな顔をするんだ。

「あはは、そうだったね。」
茶髪の彼は言う。
「忘れてたわ。どう見ても人間にしか見えないから。」
赤茶髪の彼女は言う。
「まぁ、精霊なら寒くはないな。」
帽子を被った彼は言う。
そして、
「・・・そうだな。そういやお前って精霊だったな。」
少し寂しそうな、白髪の彼が言う。


ごめんね、ホントは皆と同じ感覚が持ちたいんだ。
皆と同じ気持ちを共有したいんだ。

でも、それは、僕が精霊である以上、どうにもできない。
だから、そんな寂しそうな顔しないでよ。



『氷山にやって来ました。奴を倒すために』

(なのに、何でそんな顔するんだい?)
(今は奴のことを考えないといけないだろう)

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