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Re:短編小説
かすみ
[ID:kasumi60702]
校門前で、彼女を見つけた。
「おはよう」
いつものように挨拶すると、彼女も「おはよう」と返してくれたけれど、どこか元気がない。
「今日やばいよ。授業中に泣くかもしれない」
そう言った彼女の目にはうっすらとすでに涙が浮かんでいて、ドキリとした。
「何かあった?」
なんて聞けなかった。
彼女が、何も聞いてほしくなさそうだったから。
言葉通り、授業中に彼女は突然声を上げて泣き出した。
授業をしていた先生も、驚いて彼女に駆け寄った。
彼女は泣くだけで何も言わなかった。
それから彼女の様子は少しずつ変わっていった。
笑顔が消えた。
口数が減った。
虚ろな瞳。
「何かあった?」
あの時腕を掴んで無理にでも涙の理由を聞いていたら、彼女は今笑っていただろうか。
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短すぎ・・・る?(^^;)
何かこんな感じのシリアスな話が書きたい。
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