forestpage

】さんのロビー
ロビーに戻る 新しいHPを作成 フォレストID設定変更 フォレストサービスを利用する ログアウト

森のフォーラム

フォーラム違反連絡

以下の質問内容について「ルール」に反していると思われる部分を選んで下さい。
ご連絡いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。

Re:短編小説
天p抜刀d竜
[ID:gintama9524]
どちらか判断しがたいなら信じてしまえばいい、
たったそれだけのことだったのだ。

幽霊はいるの?

地球がビックバンで出来たって本当?

歴史は本当に学校で習った通りなの?

世の中に溢れる確信の無い答え達。たとえ"正解"が間違いだったとしても、それで被害を被ることがなければそれでよかったのだ。強いて言えば少々の恥をかく程度で済んだのだろう。

叫んだとして止まるだろうか

嘆いたとして止むのだろうか

20XX年の12月に来ると言う何とか文明が指した世界の終末。それはその日の日の出と日の入りの丁度に起きた。

「もう無理だよぉ!!
後ろ火事起きてるし…私たち死んじゃうんだぁぁ!!!」

「まだ最深部じゃねぇっ!
生き残れる確率はある!!」

「地下って判断自体間違いだったんじゃね…?」

「だってさ、あのまま外にいたら確実に死んでたよ?」

「なんでもいいけど何処まで降りればいいわけっ?!
ねぇ圭介!!」

「俺が知るか
おい先頭、横島隊長
どうなんだよ」

「俺としては出来ればこのまま最深部に到達してほしくねぇ」

6人の若者達は日の出を見ようとその日、深夜から車をとばしていた。あの予知の話もネタとして上がり、0時丁度…。
空から降り注いだのは数多の隕石だった。何故人類は隕石の落下を計測出来なかったのか……それは後に生き残った人類が『現代科学で認識できない物質』を見付けたことで明かされる。
若者達は勿論焦った。焦る以前に唖然とした。
高層マンションに当たったそれは衝突と共にコンクリートを砕き、道路に降り注ぐ隕石は車の手前に落ちて若者達の乗る車を横転させた。

『ッー……っ?!!
オイ!大丈夫か?!』

『な…なに…?何なのッ?!』

『インダス文明凄ェ…』

『インダスじゃないから』

『言ってる場合か
雪穂、大丈夫か?』

『うん……』

奇跡と言えばいいのか、全員無事に掠り傷一つ無く車から這い出し、視界に外を移した。
地獄絵図とは恐らくこの時のためにある単語なのだろう、と悟らされる。どこもかしこも燃え上がり、人が何処へ向かっているのか走っている。車に乗り込んだそばから隕石が落下。
最早逃げ場などこの地球上には…。
そう思ったところで横島が声をあらげた。

『向こうに地下通路のあるビルがあったはずだ!
そこに行こう!!』

地下なら隕石が落ちても何とかなるかもしれない。小さな希望に身を投じ、6人は走った。

もっとも当てはまる一つを選択して下さい。


フォレストID ※必須




戻る