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森のフォーラム

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Re:短編小説
天p抜刀d竜
[ID:gintama9524]
あなたには人を護りたい、なんて思ったことがある?
心の芯から、純粋に、見返りを望まず
欠片も、

都合の良すぎる優しさだ。さらに言えば痛々しい。
人の想いなんて裏を返せばただの欲求のぶつけ合いで、それをわかって眺めてる鑑賞者は空笑いくらいしか浮かばない。そう、紙一重が"想い"。"想い"が"重い"にすり替わるなんて世の中腐る程前例があるのだろう。
そんな在るかすらもわからない前例に恐怖を植え付けられ、身動きも取れないなんて、

"嗚呼…本当に
なんて滑稽だろう"

何と無く客観視。目の前で笑ってる彼にすら、この手を伸ばす事が出来ない。
出逢いと別れの季節、春。
花が祝福するように咲き誇り、揶揄するかの如く桃色の花弁は風に舞って散って行く。それはもう、言葉にすら現せないくらいに綺麗で、私の最期の瞬間をその目に刻みつけてくれ!!と叫んでいるかのような……

"彼女らのために泣くのであれば許されるだろうか"

ふと感じた。"甘えてはならぬ"と。
そんなだから年齢=彼氏いない歴になるのだ。ちっぽけなプライドなんて守り抜いてるから想い苦しんだ人にすら、優しさを分けてやる事も出来ない。
そんな簡単な事が、何一つとして叶わない。
これ以上愉快な事があろうか?!
想い人に聞かせるかの如く!!あいつは好きなどではないと!!!友人に笑いながら楽しそうに!!!
それはもう、ただの本気の言葉にしかなりえないのだから!!!

泣いて媚びる事すら出来ない私を許してください
優しさに縋りこれ幸いとばかりに飛び付けない私にまだ優しさを分け与えてくれますか?

なんて甘えだろう。
甘えるな、甘えるなと言っておきながらこうなのだから。いっそ言ってしまえばいいのに。崩れてしまうのも構わずに。
きっと彼なら笑って迎えてくれるだろうに。
例え手を繋ぐ事が叶わなかったのだとしても、そばにいる事を拒否するような人ではない事くらい痛いくらいにわかっているくせに。
その優しさが甘える事を躊躇わせる。


『好きの一言が非情に重い⇔想い』

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