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森のフォーラム

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Re:短編小説
りお
[ID:bell4724]
こんにちは、三回目です。恋愛ものに挑戦!
………………



ココアみたいな淡い色をした髪から、甘い香りが漂ってくる。蜜柑のような、柑橘系の匂い。爽やかで、胸に心地よい。
無駄に頬をその白いうなじに寄せて、鼻を鳴らす。うん、いいにおい。
きっと、シャンプーを変えたのだろう。それでも、その中に微かに紛れる彼女の香りはそのままで、ボクはへらりと笑った。

「何、笑ってるの?」
「別にー。なんでもないよ」
「ふふ……。変なの」

君が微笑む。
子供を見守る母親のように。けれどもその瞳に混ざる熱は、確かに恋人に向ける類のものだ。
どきり。胸が高鳴る。
初恋みたいだ。甘酸っぱくて、生暖かくて、ふわふわした時間。柔らかい。
そこまで思って、不意に気が付いた。

「幸せって言うんだなぁ、こういうの」

何だか堪らなくて、思わず強く抱きしめたら、シャンプーの匂いが辺りに散らばった。ああ、もったいない。結構好きなのに。
けれど、一番愛しい彼女の香りは腕に閉じ込められたから、僕は満足だった。



………………
髪の匂い、好きです。
しかし、書いてる方が恥ずかしい話だ、これは…。

お粗末様でした!

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