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森のフォーラム

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Re:短編小説
白音
[ID:jmtxkgakm]


「いいのか」
「いいのよ、これで、これでよかったのよ」


もう決めた事。揺るぐつもりはない。
いつも歪を伴う正義感が入り乱れ溢れていたこの国に、今更、真実を伝えようとは思わない、けなされても、王家の恥だと言われても例え、下街の住民に嫌われても構わない。
いいたい事はちゃんと伝えた。それを王国側がどう捉えたとしても、もう気にしない。
きっと、王家の歴史には悪者として記録される。否、もしかしたら、何も記録されないかもしれない。
それでも、王家の歪んだ正義感に抵抗した人達がいた事だけは、頭の片隅にでも留めて欲しい。
遠くはなれてしまい小さく目に映った王国をみながら、別れを告げたのだった。


「いくぞ」
「…うん」




End

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