以下の質問内容について「ルール」に反していると思われる部分を選んで下さい。
ご連絡いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
Re:短編小説
天p抜刀d竜
[ID:gintama9524]
一般人が出来ることなんて限られている。
それこそ現在人口の指の数があれば余裕で数えることが可能だろう。
「法は破るために在るっ!」
まるで名言のように言った言葉を最期にでもするように、戸惑い無く彼は25階建てマンションの屋上から身を投げた。
勿論着地点には衝撃を和らげるようなそれ用のアレを事前に置いてある……というような器用な真似は彼には出来ない。
「バァァアアアカァァアアアアアアア!!!!!
バカだとは知ってたけどバカだよ!アルティメットバカだよ!!」
「ブルゥゥァァアアアッイズホワイトドルァゴォォオオオオン!!!!!」
「意味わかんねぇよ!」
勿論、丁度彼の真下で頭を抱え顔を青ざめさせる彼も25階建てマンションの屋上から身を投げた人間をキャッチするような身体能力もなければ、そんなカルシウムみっちりの骨もしていない。
その間にも落下する彼は3回転を華麗に決めて、華麗に足の裏から『ドシャアアッ』という音と共に再び地へと足をつけた。
「無事…なのか?」
砂煙蒔く中に見える影は体操選手の格好で停止している。暫くすると声が返ってきた。
「おう」
「不死身かッ?!」
「いや、これ小説だし」
「それを言うなよ…」
「でもそう巧くはいかないらしい」
「は?」
いつまでたっても微動だにしない彼を不思議に思いつつ、『まさかお約束のように両足が地面にメリッこんでるんじゃねぇだろうな?引っこ抜くなんて御免だぞ』と顔を歪ませていると、砂煙が漸く散った。
見たところ彼の足が地面にメリッこんでいるようにはみえない。
「骨がな、2本逝った」
「そこはリアルなんだな
つーか立ってられるんだな、いろいろとすげぇよお前」
彼は涙目で「座ったら死んじゃう」とそのままの体制のまま助けを求めた。
そのままの状態で放置された彼は後、1時間半後にマンションの住人の一人によって通報されて警察に運ばれていったという。
End.
―――‐‐‐…………
▼あとぅがき
ブルゥゥァァアアアッイズホワイトドルァゴォォオオオオン!!!!!を書きたかっただけ
お目汚し失礼(土下座
戻る