【お話小箱/華鬼】鬼と花嫁の日常♪
□桜の木の下で…神無の我が儘
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神無が朝一番にするのは
季節を問わず
窓を開け
外の空気を取り込む事!
冬の寒い時も、空気は冷たいが…
一瞬だけでも開け放し、新鮮な空気を取り込む
でも、今は春!
朝は、風が少しヒンヤリしているが
爽やかで、外には命が芽吹いている
うっとりと外を眺めている神無を
背後から、ふんわりと抱きしめる華鬼
そんな華鬼の行為に、始めは戸惑っていた神無も
最近では、すっかり慣れ
華鬼の腕の中で
身を預け、ふんわりとした口付けを受ける
華「おはよう…こんなに開け放して、寒くないのか?」
神「うん…爽やかで、気持ち良い…
そろそろ、彼処の桜も
咲いているかなぁ?」
華「そうだな…今日は天気も良いし、行ってみるか?」
神「うん!」